Global(国際理解)
英語の時間
初等部では1年生から6年生まで英語を学習しています。
グローバル化が進展する現代社会において、ことばや文化が異なる人々と交流する機会が増え、意思疎通のために外国語によるコミュニケーションが不可欠となってきています。「英語の時間」では、英語の基本的なスキルの向上と積極的にコミュニケーションをとろうとする態度、国際感覚や豊かな感性の育成を目指しています。
1・2年生は月曜日から金曜日の毎日20分、3年生以上は週3回45分、週2回20分英語を学習します。英語専科教員・ネイティブスピーカー教員によるティーム・ティーチング授業や少人数授業を実施し、4技能を学年に応じて指導します。低学年は語彙やフォニックスの指導等、音声言語が中心です。中学年から短い文を読んだり書いたりする学習も進め、会話練習等、話すことや聞くことを強化、高学年では、与えられた文を少し変化させたり、いくつかの文を組み合わせたりして、自分で短い文章を書く活動も行います。
CCT(カナダ・コミュニケーション・ツアー)
6年生が第4代院長ベーツ先生の出身地カナダを訪問します。
6年生はカナダ、バンクーバーへ5泊7日の修学旅行に行きます。
カナダ・コミュニケーション・ツアーは、児童が初等部で学んできた英語力・コミュニケーション能力を発揮する場です。多様な文化と大自然の魅力あふれるバンクーバーで、ブリティッシュ・コロンビア大学寮2泊とホームステイ3泊を実施します。
ホストファミリーや姉妹校Hollyburn Elementary Schoolの児童、小グループでの市内散策に付き添ってくださるカルチュラル・アシスタントさんと呼ばれる現地の方々など、さまざまな交流の機会があります。
日常生活と大きく異なる環境の中で、相手の思いを理解し、英語で自分の思いを伝えることの難しさ・大切さを学ぶ7日間です。
関西学院大学留学生との交流
4年生は関西学院大学の留学生との交流学習を行います。
関西学院大学に学びに来ている留学生と毎年3学期に4年生が交流を行っています。
毎回、アジア・ヨーロッパ・アフリカ・北南米、さまざまな国からの学生の方々が多数訪問され、児童が英語で行う初等部ツアーや交流授業に参加してくださっています。
授業では留学生が地図や写真を見せながら日本語で自己紹介や出身国をします。その後、練習した英語で質問タイム。一緒にランチタイム・フリータイムを過ごした後はすっかりうちとけて自分から進んで声をかけ楽しく交流する姿が見られます。
日本との文化・環境の違いや考え方の違いに興味・関心を抱き、世界へと視野を広げる大変よい機会となっています。
全国初!小学校でのスタディサプリENGLISH導入
ICT機器を利用した英語学習を進めています
初等部では、「小学校としては全国で初めて」スタディサプリENGLISHを導入し、5・6年生が授業および家庭学習で取り組んでいます。元々中学生以上を対象として開発されたものですが、1年生から英語学習を積み重ねている本校児童は、有効に活用することができます。4技能それぞれを伸ばすツールが含まれた7つのレベル(1レベルに240トピック)があり、児童が自分に合ったレベル・トピックを選択し、ゲーム感覚で楽しみながら個々に学習を進めています。
インターナショナルスクール出身児童、帰国子女もいる本校では、児童の英語力に幅があります。一人ひとりの英語力を伸ばすために少人数授業やネイティブスピーカー教員とのティームティーチングを実施していますが、スタディサプリENGLISHを活用することで、高い英語力をもつ児童のさらなるスキル向上、苦手な児童には自分のペースで基礎から繰り返し学べるという「個に対応」した英語学習環境を整える取り組みとなっています。