クリスマスを祝う
“Mastery for Service”
“幼子はたくましく育ち、
知恵に満ち、
神の恵みに包まれていた”
今年もいよいよ後1ケ月となりました。12月というと25日にクリスマスがあります。子どもたちはきっと、今年のクリスマスプレゼントは何かなと、楽しみにしているでしょう。サンタクロースは、今年のプレゼントは何にしようかと悩んでいるのではないでしょうか。
ご存じの方も多いと思いますが、サンタクロースは実在の人物です。モデルになったのが、紀元4世紀ごろ、トルコ南西部に住んでいた聖ニコラウスという司教です。彼は、学生を死から目覚めさせたことがあり、慈悲深い聖人としてあがめられていました。やがて、学生や子どもたちの守護聖者となりました。12月6日を聖ニコラウスの日とし、オランダ、ドイツ、スイスなどでは、その前夜にニコラウス聖人が良い子に贈り物を持ってきたよと教えながらプレゼントを贈る習慣ができました。その後、この習慣はアメリカへ移民として渡航したオランダ人によって、伝えられました。聖ニコラウスのことをオランダ語で「シント・クラウス」と言います。それが、「サンタクロース」という呼び名に変化したそうです。アメリカではクリスマスに贈り物をする習慣があったので、オランダ移民のサンタクロースの習慣といつのまにか合体して、サンタクロースのやってくる日が24日のクリスマスイヴに移されたわけです。
しかし、もともとクリスマスはイエス様の生誕を祝う日です。サンタクロースは聖人です。イエス様の教えを学び、守ってきた人です。本来はごちそうやケーキを食べ、パーティをする日ではありません。みなさんもイエス様の生誕を祝う気持ちをもって、クリスマスを迎えましょう。
初等部では11月28日(月)からアドベント礼拝が始まっています。12月22日(木)にはクリスマス礼拝があります。心静かにクリスマスを迎えましょう。
巷では、また、コロナウィルス感染症の陽性者が増えてきています。第8波にもう入っているのではと言われています。自分や周りの大切な人が感染しないように十分注意してください。そんな中、工夫して楽しいクリスマスにしましょう。