初夢 

[  2022年1月8日   更新  ]


      “Mastery for Service”
        “幼子はたくましく育ち、
         知恵に満ち、
         神の恵みに包まれていた”

         

 みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ところで、みなさんは初夢を見ましたか?初夢はいつ見た夢なのでしょうか?
江戸時代までは、12月31日つまり大晦日から元日にかけての夜に見た夢を初夢としていました。
けれども現代では、1月2日から3日にかけての夜に見た夢とされています。
地域のよっては1月1日から2日にかけての夜とされているところもあるそうです。
 では、どんな夢を見ましたか?よく縁起の良い夢として「一富士、二鷹、三茄子」と言います。
ではなぜこの3つのどれかを夢で見ると良いのでしょうか。これには諸説あります。

第1の説:徳川家康が晩年暮らし、愛した国、駿河の国(今の静岡県)の3つの名物を挙げた。
第2の説:富士は日本一高い山。鷹は強くて賢い鳥。茄子は事を「成す」に通じる。
第3の説:富士は無事・不死に通じ不老長寿を意味する。鷹は高い・貴いに通じ立身出世に通じる。
              茄子は実が良くなることから子孫繁栄に通じる。
以上の3つが主な説です。あなたはどの説を支持するでしょうか?

さて、実はこれにはさらに四、五、六の夢があるのを知っていますか。
「四扇(おうぎ)、五煙草(たばこ)、六座頭(ざとう)」と続くのです。
扇は末広がり、煙草はお酒と共に祭りや祝い事など人が集う席の必需品、
座頭は昔の琵琶法師のことで頭を剃って毛がないので「怪我がない」、という意味です。
ちなみに一~三と四~六は対応しているのです。「富士」と「扇」は形が末広がりで
子孫繁栄や商売繁盛を意味し、「鷹」と「煙草」のけむりは上昇するので運気上昇、
「茄子」と「座頭」はどちらも毛が生えていないことから怪我がない、家内安全に通じるということです。
 みなさんはどんな初夢を見ましたか?富士?鷹?それとも茄子ですか?

良い夢を見た人もそうでなかった人も今年1年間、健康で明るく暮らせますようにお祈りします。